草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式 (アルティガス県農村巡回診療車両サービス強化計画)

令和2年5月26日
   5月25日(月)、眞銅竜日郎大使は,平成30年度草の根人間の安全保障無償資金協力「アルティガス県農村巡回診療車両サービス強化計画」の供与式に出席しました。
 
   全世界的な新型コロナウイルス感染症が蔓延する状況を踏まえ,感染拡大防止のため会合はウェブ会議によって開催されました。本案件は日本で使われていた赤十字献血車を農村医療用の巡回診療車に改造し,アルティガス県に供与するものです。新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中,アルティガス県内の農村部で住民のプライマリヘルスケアのために本車両が活躍することが期待されます。
 
   供与式にはベルトラン・バスケス知事、パブロ・カラム前知事、アウグスト・ロドリゲス長官,エミリアーノ・ソラビラ官房長、ジャンナ・イラチェ社会開発局長、エレイン・ヴァスコンセジョス・プロジェクトコーディネーターらが参加しました。
 

供与した移動診療車両


 
    アルティガス県参加者(中央:バスケス知事,
    左:カラム前知事,
    右から2人目:ロドリゲス長官ほか)
 
    日本大使館参加者(中央:眞銅大使,
     右:久保田参事官
     左:木田書記官,ほか)

眞銅大使の挨拶
 
 
 アルティガス県知事は,本件支援に感謝する旨表明しました。眞銅大使は事態が収束した折には是非ともアルティガス県を訪問し,その折には,2021年が日本・ウルグアイの外交関係樹立100周年の節目となることから,これを祝し桜の植樹を行いたいと提案,再会を約束しました。
   国境の町アルティガスと日本の絆を確信して,供与式を終えました。