2022年日ウルグアイ経済協力政策協議の開催
令和4年9月1日
8月18日(木)、在ウルグアイ日本大使館は、ウルグアイ外務省国際協力総局及び大統領府国際協力庁(AUCI)との協力で、大統領府セレモニーホールにおいて2022年日・ウルグアイ経済協力政策協議を開催しました。この会合は、日ウルグアイ両国の協力をますます深化するため、開発協力とビジネス振興の2つの観点から現状を概観し、将来に向けた具体的取組を展望することを目的として開催されました。

会合には大統領府からロドリゴ・フェレス副長官、マリアノ・ベッロAUCI事務局長ほかが出席、外務省からアレハンドロ・メルニエス国際協力局長、日本大使館から浅利秀樹大使ほかが出席、また、関係省庁や公的機関、地方公共団体、NGOなど多くの皆様の出席を頂きました。
開会に際しメルニエス国際協力総局長から、ウルグアイにとって日本は100年の友好関係を持つ主要なパートナーであり、日本政府による持続的な協力コミットメントを歓迎する、1908年以来のウルグアイ日系コミュニティ、日本で学んだ多くの研修生経験者の存在が両国の交流を表すもので本日のイベントが両国の絆の更なる強化につながることを期待する旨発言ありました。
続いて浅利大使から、日本とウルグアイは、自由、民主主義、法の支配といった基本的価値観を共有する日本にとって国際社会における重要なパートナーであり、2018年の安倍元総理のウルグアイ訪問を機に、今後も我が国独自にウルグアイへの協力を継続することを決定したことに言及、これからの新たな100年の両国の良好な関係構築に向けて、開発協力とビジネス・投資の活発化の両輪で、二国間協力関係の深化に向けて努めたい旨発言しました。
また、フェレス大統領府副長官からは、ウルグアイと日本は文化が違えども基本的価値観を共有する友好国であり、それは世界がパンデミックに見舞われた時、国際協力を通じ顕著に示されたこと、日本の協力は競争力と生産性の向上に資するだけでなく公共政策の質の向上と制度の強化にも貢献するものであり、両国を隔てる一万八千キロの距離は信頼、友情、協力の強い絆を築く障害にはならないと発言されました。
開会に際しメルニエス国際協力総局長から、ウルグアイにとって日本は100年の友好関係を持つ主要なパートナーであり、日本政府による持続的な協力コミットメントを歓迎する、1908年以来のウルグアイ日系コミュニティ、日本で学んだ多くの研修生経験者の存在が両国の交流を表すもので本日のイベントが両国の絆の更なる強化につながることを期待する旨発言ありました。
続いて浅利大使から、日本とウルグアイは、自由、民主主義、法の支配といった基本的価値観を共有する日本にとって国際社会における重要なパートナーであり、2018年の安倍元総理のウルグアイ訪問を機に、今後も我が国独自にウルグアイへの協力を継続することを決定したことに言及、これからの新たな100年の両国の良好な関係構築に向けて、開発協力とビジネス・投資の活発化の両輪で、二国間協力関係の深化に向けて努めたい旨発言しました。
また、フェレス大統領府副長官からは、ウルグアイと日本は文化が違えども基本的価値観を共有する友好国であり、それは世界がパンデミックに見舞われた時、国際協力を通じ顕著に示されたこと、日本の協力は競争力と生産性の向上に資するだけでなく公共政策の質の向上と制度の強化にも貢献するものであり、両国を隔てる一万八千キロの距離は信頼、友情、協力の強い絆を築く障害にはならないと発言されました。

左からメルニエス総局長、フェレス副長官、浅利大使
本会合では、第1部として、日本大使館およびJICAから、日本の「対ウルグアイ東方共和国国別開発協力方針」および「事業展開計画」を基に、日本の対ウルグアイ開発協力方針と各種協力スキームについて説明し、併せてウルグアイのカウンターパートによる事例紹介を通じて今後の二国間協力を展望しました。

この中で、AUCIシンシア・パドロン日本担当官より二国間協力について概要が説明され、続いて日本大使館が実施する草の根・人間の安全保障無償資金協力のケーススタディについてフロリダ県ギジェルモ・ロペス知事からご説明頂きました。JICAボランティアのカウンターパートを務めた(INACAL)のゴンサロ・ブラシナ氏からは、開発協力方針の重点目標である「質の高い成長」に向けた、品質改善等に係る取組について発言がありました。農牧水産省で資源リサイクル行政を担当するマルティン・マットス氏から、パラグアイとの灌漑排水に係る三角協力事業について説明されました。

左からAUCIパドロン氏、INACALブラシナ氏、
MGAPマットス氏、ロペス知事
併せて、日本による国際機関を通じた協力取り組みの事例として米州開発銀行(IDB)や世銀(WB)が実施する日本特別基金事業等が紹介されました。

左からIDBフェルナンド・クニエン氏、
世銀ギジェルモ・ミロチュニック氏
続いて、第2部として、今後の二国間協力の更なる深化のために、民間ビジネスを拡大するための各種スキームの紹介をしました。ここでは、国際協力開発銀行(JBIC)ブエノスアイレス出石所長により、JBICのラテンアメリカ地域での事業展開と、米国カリフォルニアで実施された再生可能エネルギー分野での投資事業の事例の紹介、日本貿易振興機構(JETRO)ブエノスアイレス西澤所長により、JETROの実施するオンラインセミナーなどについて紹介されました。またJICAウルグアイ支所の山本所長から民間セクター開発のための中小企業支援プログラムなどのJICAの事業紹介がありました。

左からJICA山本支所長、JETRO西澤所長、JBIC出石所長
閉会の際、ビクトリア・フランコリーノ在京ウルグアイ大使によるビデオ挨拶が披露されました。

左:AUCIベッロ事務局長
フランコリーノ大使から寄せられたメッセージでは、本日参集された関係機関が二国間関係のさらなる活性化の為に重要な役割を果たすとし、将来の新たな可能性の探求に期待する旨の言葉がありました。
閉会にあたってAUCIベッロ事務局長から、全ての関係者の協力への感謝が述べられました。協力は、官民の相乗効果が働かなければならず、自分たちの優位性を探すだけでなく何が我々を団結させ将来の協力の展望を与えるものであるかを探求する必要があり、常に戦略的でこの国で最も重要な課題に取り組んできた日本の協力に心から感謝する旨表明されました。
最後に浅利大使から、本日の会合を機に、両国の関係者がこれからも活発な交流を継続することで、開発協力とビジネス・投資の活発化の両輪で、二国間協力関係を深化し、「新たな100年」に向けて、日本とウルグアイの関係を一層強化していきたい旨表明しました。
閉会にあたってAUCIベッロ事務局長から、全ての関係者の協力への感謝が述べられました。協力は、官民の相乗効果が働かなければならず、自分たちの優位性を探すだけでなく何が我々を団結させ将来の協力の展望を与えるものであるかを探求する必要があり、常に戦略的でこの国で最も重要な課題に取り組んできた日本の協力に心から感謝する旨表明されました。
最後に浅利大使から、本日の会合を機に、両国の関係者がこれからも活発な交流を継続することで、開発協力とビジネス・投資の活発化の両輪で、二国間協力関係を深化し、「新たな100年」に向けて、日本とウルグアイの関係を一層強化していきたい旨表明しました。