JICA帰国研修員の報告会及び意見交換会

平成30年8月31日
平成30年8月8日、前年度に訪日したJICA帰国研修員の報告会を大使公邸で開催し、日本での研修を終えたワシントン・フリップ公共教育機構(ANEP)中等教育数学担当官及びサンドラ・ジビル パイサンドゥ県職員の2名が研修報告のプレゼンテーションを行いました。ウルグアイ政府の来賓としてアナ・オリベラ公共教育機構(ANEP)中等教育総局長、ビバス・パメラ外務省国際協力局局長補佐等にご出席頂きました。


                        
研修員 プレゼンテーションの様子
 



JICA帰国研修員同窓会幹部及び眞銅大使夫妻
 

1.眞銅大使挨拶
3月の着任後、大統領及び閣僚をはじめとする多くのウルグアイ要人を訪問する中で、元JICA研修員の方が活躍されている様子を何度も見聞きしました。まだ着任して間もないですが、日本で研修を受講された皆様が様々な分野で活躍し、二国間関係強化に大きな役割を果たしていることを強く感じています。
私は常々人と人の心、国と国の信頼関係をしっかりとした繋がりで結び付ける言葉として「絆」を大切なキーワードとして掲げております、JICA研修員の皆様には両国のチーム「絆」の一員となって活動していただいており、心から感謝申し上げます。
 
 
2.アナ・オリベラ公共教育機構(ANEP)中等教育総局長
当機構の職員が日本で中等教育に関する研修を受け、日本の中等教育の知識や手法を学べたことに満足しています。今回、研修の機会を与えてくれたJICAに感謝いたします。
 
 
3.谷口JICAウルグアイ支所長
日本のJICA研修の報告会のために大使公邸を提供いただき、眞銅大使に感謝します。ウルグアイはOECDのDACリストから外れたため、今後JICA研修を継続することは難しい状況ですが、帰国研修員同窓会(AUJCT)は、日本とウルグアイ両国の友情を深める重要な役割を果たしており、今後とも関係を継続していきたいと思います。
 
 
4.エドワルド・フェノッチ ウルグアイAUJCT会長
今後はJICA研修の継続が難しくなり、またJICAからのAUJCTに対する財政支援が削減される等AUJCTは新たな課題に直面しています。今後もAUJCTを存続させ、目的を達成するためには、会員が知恵を絞り協力することが重要なので、引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。