草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式
平成30年3月28日





3月19日、日本国大使館において、平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力3件の署名式が行われました。
1.プロジェクトの概要
(1)「ラバジェハ県障がい者のための移動用車両整備計画」(被供与団体:ラバジェハ県、供与限度額:16,924ドル)
本案件は、日本のリサイクル車両を活用し、県内の障がい者の通院、および県内・県外の活動に参加するための移動用車両を一台整備するものです。これにより障がい者が必要な医療サービスへのアクセスの可能性を広げ生活の質の向上に寄与します。
(2)「マルドナド県アイグア市救急車整備計画」(被供与団体:マルドナド県、供与限度額:53,690ドル)
本案件は、アイグア市、及び周辺地域に救急車を整備し、地域住民の緊急医療環境の向上に寄与するものです。
(3)「モンテビデオ県バリオ・スール地区クアレイム1080協会施設増築計画」(被供与団体:クアレイム1080文化協会、供与限度額:90,900ドル)
本案件は、施設の2階を多目的スペースとして増築し、児童の学習支援、及び生計を立てる手段としての技術取得のための各種講座を開き、地域住民の所得向上に寄与するものです。
2.出席者の挨拶概要
(ワルデマル・シルバ クアレイム1080文化協会会長)
日本政府の支援に喜びと感謝の意を表します。協会はこのプロジェクトにより、バリオ・スール地域の職に就くことが困難な状況にある人々のための職業訓練を行うスペースを設けることができるようになります。また地域の児童や青少年の補習授業もできるようになります。
(エンリケ・アンティア マルドナド県知事)
マルドナド県の北部、県都から100kmにあるアイグア市を支援するこの日本政府の協力に感謝を表します。救急車は、人口3,500名のアイグア市と周辺地域の人々の生活に重要な役割を果たします。
(アドリアナ・ペニャ ラバジェハ県知事)
日本大使館へ署名式のために訪れるのは2度目です。県はラバジェハ県北東部で障がいを持つ人々に対するニーズがあったことから、新たなプロジェクトを申請しました。日本政府の協力は、受益者に重要な変化をもたらしています。
(フェリペ・オルティス・デ・タランコAUCI次長)
日本政府の協力に感謝します。日本とウルグアイの国際協力関係は50年以上も続いています。ウルグアイの経済成長により、国際協力の卒業国となったにもかかわらず、日本政府は草の根無償資金協力を継続しています。
(グスタボ・パチェコ国際協力総局長)
日本政府の協力は、とても賢明でありウルグアイのニーズに沿ったものです。また世界は非常に複雑な状況にありますが、日本の連帯と国際協力は世界をより良くする道を示しています。
(眞銅大使)
日本大使館は、ラバジェハ県、マルドナド県、クアレイム1080文化協会に合計約16万米ドルの供与を行うことを決定しました。ウルグアイでは持続可能な開発、貧困の削減、環境の保全を目的とする草の根・人間の安全保障無償資金協力案件を116件実施しました。あらためてプロジェクト関係者皆様の取り組みに敬意を表し、これらの援助によって裨益する方々の生活の質が向上するとともに、両国の友好関係がさらに強固となることを願っています。
1.プロジェクトの概要
(1)「ラバジェハ県障がい者のための移動用車両整備計画」(被供与団体:ラバジェハ県、供与限度額:16,924ドル)
本案件は、日本のリサイクル車両を活用し、県内の障がい者の通院、および県内・県外の活動に参加するための移動用車両を一台整備するものです。これにより障がい者が必要な医療サービスへのアクセスの可能性を広げ生活の質の向上に寄与します。
(2)「マルドナド県アイグア市救急車整備計画」(被供与団体:マルドナド県、供与限度額:53,690ドル)
本案件は、アイグア市、及び周辺地域に救急車を整備し、地域住民の緊急医療環境の向上に寄与するものです。
(3)「モンテビデオ県バリオ・スール地区クアレイム1080協会施設増築計画」(被供与団体:クアレイム1080文化協会、供与限度額:90,900ドル)
本案件は、施設の2階を多目的スペースとして増築し、児童の学習支援、及び生計を立てる手段としての技術取得のための各種講座を開き、地域住民の所得向上に寄与するものです。
2.出席者の挨拶概要
(ワルデマル・シルバ クアレイム1080文化協会会長)
日本政府の支援に喜びと感謝の意を表します。協会はこのプロジェクトにより、バリオ・スール地域の職に就くことが困難な状況にある人々のための職業訓練を行うスペースを設けることができるようになります。また地域の児童や青少年の補習授業もできるようになります。
(エンリケ・アンティア マルドナド県知事)
マルドナド県の北部、県都から100kmにあるアイグア市を支援するこの日本政府の協力に感謝を表します。救急車は、人口3,500名のアイグア市と周辺地域の人々の生活に重要な役割を果たします。
(アドリアナ・ペニャ ラバジェハ県知事)
日本大使館へ署名式のために訪れるのは2度目です。県はラバジェハ県北東部で障がいを持つ人々に対するニーズがあったことから、新たなプロジェクトを申請しました。日本政府の協力は、受益者に重要な変化をもたらしています。
(フェリペ・オルティス・デ・タランコAUCI次長)
日本政府の協力に感謝します。日本とウルグアイの国際協力関係は50年以上も続いています。ウルグアイの経済成長により、国際協力の卒業国となったにもかかわらず、日本政府は草の根無償資金協力を継続しています。
(グスタボ・パチェコ国際協力総局長)
日本政府の協力は、とても賢明でありウルグアイのニーズに沿ったものです。また世界は非常に複雑な状況にありますが、日本の連帯と国際協力は世界をより良くする道を示しています。
(眞銅大使)
日本大使館は、ラバジェハ県、マルドナド県、クアレイム1080文化協会に合計約16万米ドルの供与を行うことを決定しました。ウルグアイでは持続可能な開発、貧困の削減、環境の保全を目的とする草の根・人間の安全保障無償資金協力案件を116件実施しました。あらためてプロジェクト関係者皆様の取り組みに敬意を表し、これらの援助によって裨益する方々の生活の質が向上するとともに、両国の友好関係がさらに強固となることを願っています。