草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式 (フローレス県障害者移動用車両整備計画)

令和7年12月1日
令和7年11月27日(木)、岡田健一大使は、フローレス県に赴き、草の根・人間の安全保障無償資金協力「フローレス県障害者移動用車両整備計画」の供与式に出席しました。
 
本案件は、障害者施設の移動用車両1台を整備することにより、県内における障害者のリハビリ体制の向上を図り、同県の障害者の生活の質の向上および健康な生活を送ることができる機会の創出を目的とします。
 
供与式は、被供与団体であるフローレス県庁からディエゴ・イラサバル県知事とアルバロ・フォガルデ官房長、セサル・アンドレス・グレッツィ下院議員、フェルナンド・エチェベリア前知事そして大統領府国際協力庁のマルティン・クラビホ事務局長が参加しました。
 


供与式の様子
(左から、フォガルデ官房長、イラサバル知事、
岡田大使、クラビホ事務局長)



供与式の様子
(左から、フォガルデ官房長、イラサバル知事、
岡田大使、クラビホ事務局長)

 

テープカットの様子
(左から、クラビホ事務局長、イラサバル知事、岡田大使及び障害者の方々)



供与車両前にて

 

供与車両外観



供与車両内観

 
岡田大使から、今回、フローレス県の地域住民の皆様とウルグアイで草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式を迎えることができたことを非常に喜ばしく思うとともに、本件の支援を通じて、フローレス県おける社会包摂的な障害者支援が可能となり、健康な生活を送る機会が増えることを心より願っている旨の発言がありました。
 
イラサバル知事からは、日本政府が世界平和の構築に貢献していること、本日の事業をはじめ、過去にはリハビリセンター「サクラ」への必要なリハビリ機材の供与や、水質管理体制強化の支援など様々なプロジェクトを継続的に支援していただいていることに対し、心から感謝する旨の発言がありました。また、この協力が日本国民の皆さまの尊い税金によって実現していることの重みを改めて感じているとともに、プロジェクトの遂行を確約するとのことでした。


障害者の皆さんからの贈り物の授与
(左から、フォガルデ官房長、イラサバル知事、
岡田大使、クラビホ事務局長)



リハビリセンター「サクラ」にて
(左から、岡田大使、イラサバル知事、
グレッツィ国民党下院議員)