草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式 (モンテビデオ県障がい者移動用車両整備計画)
令和4年8月24日
8月19日(金)、浅利秀樹大使は、草の根人間の安全保障無償資金協力「モンテビデオ県障がい者移動用車両整備計画」の供与式に出席しました。
本案件は、モンテビデオ市内にあるルーズベルト学校に通学用の移動用車両1台を整備することにより、同県中心部及び周辺部に住む2才から18才までの身体に障害を持った児童及び生徒の学習及びリハビリの機会が増加し、生活の質が向上することが期待されます。
供与式には全国身体障害者協会のエンリケ・シングレット会長、ビクトリア・アダミ副会長、大統領府国際協力庁(AUCI)マリアノ・ベッロ事務局長、外務省国際協力総局アレハンドロ・メルニエス総局長、モンテビデオ市G地区レティシア・デ・トーレス区長、社会開発省身体障害者局カレン・サス局長ほかが参加しました。

ルーズベルト学校の生徒達

供与車両
本案件は、モンテビデオ市内にあるルーズベルト学校に通学用の移動用車両1台を整備することにより、同県中心部及び周辺部に住む2才から18才までの身体に障害を持った児童及び生徒の学習及びリハビリの機会が増加し、生活の質が向上することが期待されます。
供与式には全国身体障害者協会のエンリケ・シングレット会長、ビクトリア・アダミ副会長、大統領府国際協力庁(AUCI)マリアノ・ベッロ事務局長、外務省国際協力総局アレハンドロ・メルニエス総局長、モンテビデオ市G地区レティシア・デ・トーレス区長、社会開発省身体障害者局カレン・サス局長ほかが参加しました。

左からアダミ副会長、浅利大使、シングレット会長、
メルニエス総局長、ベッロ事務局長

浅利大使挨拶
メルニエス総局長、ベッロ事務局長

浅利大使挨拶
AUCIベッロ事務局長からは、自分がこの学校を知ったきっかけは、建築家のエンリケ・アンティアと、この学校の事務局長であった妻のコンスエロ・ベーレンスによるもので、この学校は全てを与えるものと、受け取るものとの長年に亘る協力の結晶であり、この学校への協力を決断した日本大使館と日本国民の皆様に心から感謝が表明されました。
メルニエス国際協力総局長からは、本年がウルグアイと日本の外交関係樹立 101周年であるとともに、類い稀に貴重な活動を行うルーズベルト学校の 80 周年を記念する年でもあったことに触れました。また本日の供与式は、ウルグアイと日本の長い友情と協力関係のすべてを表しており、ルーズベルト学校への障害者移送用車両の寄贈は、その象徴となること、日本政府がルーズベルト学校で実施した2件目の協力であり、浅利大使が述べたように、この学校に植えられた桜はもうすぐ開花し、成長を続ける、とされました。
シングレット会長からは、古くから実りある関係を築いてきた日本大使館から、再び寄付をいただくことができ、大変嬉しく思うとし、これからも日本との関係を強化し続けたい、それは我々にとって非常に重要なことであり、学校に植えられた桜の木が成長し、我々の関係がより活力に満ちることを願う旨発言がありました。
浅利大使からは、今回の草の根無償資金協力事業により障害を持つ児童の通学用の車両を整備したこと、過去には2005年に教室と体育館の増改築で支援を行ったこと、2018年から2019年にかけては、JICAシニアボランティアの酒折氏が障害児支援分野で派遣されたことを想起し、一連の協力により障害を持つ児童の生活が改善され、包摂的社会の実現に役立つことは大変有意義であり、本協力に携わった全ての関係者の方々に敬意を表する旨発言しました。
メルニエス国際協力総局長からは、本年がウルグアイと日本の外交関係樹立 101周年であるとともに、類い稀に貴重な活動を行うルーズベルト学校の 80 周年を記念する年でもあったことに触れました。また本日の供与式は、ウルグアイと日本の長い友情と協力関係のすべてを表しており、ルーズベルト学校への障害者移送用車両の寄贈は、その象徴となること、日本政府がルーズベルト学校で実施した2件目の協力であり、浅利大使が述べたように、この学校に植えられた桜はもうすぐ開花し、成長を続ける、とされました。
シングレット会長からは、古くから実りある関係を築いてきた日本大使館から、再び寄付をいただくことができ、大変嬉しく思うとし、これからも日本との関係を強化し続けたい、それは我々にとって非常に重要なことであり、学校に植えられた桜の木が成長し、我々の関係がより活力に満ちることを願う旨発言がありました。
浅利大使からは、今回の草の根無償資金協力事業により障害を持つ児童の通学用の車両を整備したこと、過去には2005年に教室と体育館の増改築で支援を行ったこと、2018年から2019年にかけては、JICAシニアボランティアの酒折氏が障害児支援分野で派遣されたことを想起し、一連の協力により障害を持つ児童の生活が改善され、包摂的社会の実現に役立つことは大変有意義であり、本協力に携わった全ての関係者の方々に敬意を表する旨発言しました。

ルーズベルト学校の生徒達

供与車両