草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式 (サンホセ県可搬式マンモグラフィー整備計画)

令和6年7月13日
令和6年7月11日(木)、浅利秀樹大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「サンホセ県可搬式マンモグラフィー整備計画」の供与式に出席しました。
 
本案件は、被供与団体であるサンホセ県が所有する巡回診療バスに積載するための可搬式マンモグラフィー1台を供与し、県内各地を巡回診療して女性の医療保健アクセスを改善することで、サンホセ県全体の医療体制の充実ならびに地域住民の健康促進に寄与することを目的としています。

 
 
巡回診療バス


供与品である可搬式マンモグラフィー
 
このプロジェクト実施を通じて、既に県内20箇所で計500件の検査を実施し、その結果、10件の早期治療を実施することができました。
 
供与式は、サンホセ県のカルロス・バダノ代理知事とセバスチャン・フェレロ官房長が出席しました。
 
    
供与式の様子(1)
(左:浅利大使 中央:バダノ代理知事 右:フェレロ官房長)



供与式の様子(2)
(左:浅利大使 中央:バダノ代理知事 右:ファレロ官房長)
 



 
 
浅利大使から、本支援を通じて、遠隔地を含めた県内のすべての女性に定期的な乳がん検診の機会を提供することが可能となり、サンホセ県県民の保健医療アクセス向上に貢献できることを喜ばしく思う旨の発言がありました。
 
また、バダノ代理知事やフェレロ官房長から、本プロジェクトは日本とウルグアイ、そしてサンホセ県との友好関係を強化するものであり、日本の皆様の温かい支援に感謝したい旨の発言が繰り返しありました。
 



マンモグラフィー視察の様子