草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式

平成31年3月12日
3月8日、日本国大使館において、平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力3件の署名式を、パブロ・カラム アルティガス県知事、エベル・ダ・ロサ タクアレンボ県知事及びアナ・ベアトリス・ビアンチ・モイセ アルバレス・カルデイロ・バルシア財団代表の下行いました。署名式にはパチェコ外務省国際協力局長、ビニョロ大統領府国際協力局事務局長、マルコス・カランブラ公共保健サービス機構代表等も参加し、日本政府への感謝の言葉が述べられました。

 
      


   
 
1.署名した各プロジェクトの概要
(1)「アルティガス県農村巡回診療車両サービス強化計画」(被供与団体:アルティガス県、供与限度額:60,870ドル)
 このプロジェクトは、アルティガス県に、2台目の診療車両を供与するものです。基礎医療施設等インフラの整備されていない農村地域における、基礎医療サービスの向上が見込まれます。

(2)「タクアレンボ県ポータブル式マンモグラフィー整備計画」(被供与団体:タクアレンボ県、供与限度額:81,773ドル)
 このプロジェクトは、巡回診療車に設置するポータブル式マンモグラフィーを供与するものです。定期的に乳がん検診ができるようになり、がん検診のアクセスが困難な農村地域における医療サービスの向上が期待されます。
 
(3)「モンテビデオ県ペレイラ・ロセル病院産科集中治療室用医療機器整備計画」(被供与団体:アルバレス・カルデイロ・バルシア財団、供与限度額:38,714ドル)
 このプロジェクトは、公立病院の産科の集中治療室に必要な医療機器を供与するものです。妊婦の出産時と産後のリスクを軽減し、妊婦の死亡率の減少が期待されます。