日本人会墓地での慰霊祭、および農園での敬老会

令和7年10月29日
 10月26日、カネロネス県ラス・ピエドラス市にある日本人会墓地において、春の爽やかな陽光の中、関係者を交え、在ウルグアイ日本人会主催の慰霊祭が執り行われました。この慰霊祭は、日系社会の歴史を振り返り、今の日系社会の礎を築かれた先人の方々を偲び、感謝の念を新たにする大切な行事です。同時に、今を生きる日系社会の皆様が誇り高い歴史を振り返り、未来の日系社会に思いを馳せる貴重な機会でもあります。岡田大使からは、墓地に眠る先人の方々が、日本から最も離れたウルグアイにおいても日本人らしさを守り、日系人、日系社会及び日本に対する高い評価を築いてこられたことに対する深甚なる敬意と心からの謝意を表すると共に、日本人会墓地を長年守ってきた在ウルグアイ日本人会の皆様へ深い感謝の意をお伝えし、同時に最近の日本とウルグアイの関係の進展を先人の前で報告すると共に、未来への更なる発展のために尽力することを誓いました。
 
 その後お昼からは、恒例となっている敬老会が開かれました。今回初の試みとして、日本人会副会長の素晴らしい農園を会場としてご用意いただき、多くの方が参集されました。日本人会料理部が中心となって準備された、ちらし寿司、牛タン、鮭のホイル焼き、酢の物等の日本食が振舞われ、多くのご高齢者や関係者が、共に楽しい時間を過ごしました。奇しくも当日が岡田大使の誕生日であったことから、参加した皆様から誕生日ケーキをご用意いただくという、温かいサプライズもありました。皆様のご厚意に感謝しつつ、今後も変わらず皆様にお会いできることを楽しみにしています。どうぞいつまでもお元気でお過ごしください。

【慰霊祭】

    
 
  

【敬老会】