アルティガス県知事表敬および平成30年度草の根事業「アルティガス県農村巡回診療車両サービス強化計画」供与式フォローアップ式典
令和3年7月17日
7月15日(木)、眞銅竜日郎大使は、アルティガス県庁を表敬し、昨年5月にオンラインで実施した平成30年度草の根人間の安全保障無償資金協力「アルティガス県農村巡回診療車両サービス強化計画」供与式にあたり、パンデミック拡大のため実現できなかった現地訪問と県庁前における供与車両の確認を実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況の中で、今回の式典は、感染拡大防止のための政府の衛生プロトコルを遵守しつつ開催されました。
今回現物確認を行った農村巡回診療車両は、アルティガス県の基礎医療施設等インフラの整備されていない農村地域において、基礎医療サービスを提供するため、2台目の診療車両を整備するもので、アルティガス県内農村地域の住民約7千人に医療サービスを届けることを目的としています。
式典にはパブロ・カラム知事のほか、県庁関係者等が参加しました。
カラム知事は大使を県庁知事室に迎え、これまで市民社会団体やアルティガス県から提示された草の根プロジェクトへの支援を通じた日本政府の継続的な支援に感謝の意が示されました。 また、COVID-19パンデミック禍の最中に日本から寄贈された巡回診療車両が、感染拡大防止のためのワクチン接種等の重要な取り組みに貢献したとの説明がありました。車両は現在、県緊急事態調整センター(CECOED)の調整の下活用されています。

県庁知事室にて
(左:カラム知事、右:眞銅大使)

昨年供与された農村巡回車両の披露
あわせて同日、本年が日本とウルグアイの外交関係樹立100周年の佳節であることから、これを祝してアルティガス県との協力の下、市中心部プラザアルティガスに記念の桜を植樹するとともに、同市内にあるカラム知事の努力により整備された児童公園にもう1本の桜の植樹を行いました。

アルティガス県アルティガス市で開催された100周年記念植樹式の様子。
(場所:プラザアルティガス)

アルティガス市児童公園で開催された記念植樹の様子。
今後100年に亘るアルティガス県と日本の絆を確信して、式典と植樹式を行いました。