草の根・人間の安全保障無償資金協力事業開始式 (4県の保健医療センター増改修及び医療機材整備計画:タクアレンボ県)
令和3年7月16日
7月14日(水)、眞銅竜日郎大使は、草の根人間の安全保障無償資金協力「4県の保健医療センター増改修及び医療機材整備計画」の事業実施地区の1つであるタクアレンボ県サン・グレゴリオ・デ・ポランコ市の国家保健サービス機構(ASSE)保健医療センターで、事業開始式典に出席しました。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況の中で、今回の式典は、感染拡大防止のための政府の衛生プロトコルを遵守しつつ、保健医療センター前で開催されました。
本案件はCOVID-19感染下において、地方の診療所やプライマリヘルスケアセンターで遠隔治療を実施するための基本インフラ(診療施設の改修、専用機材の設置)の構築支援を実施するもので、地方部でのコロナ感染リスクを削減すると共に、国家的取り組みがなされている遠隔診療システムの側面支援を目的としています。
式典には被供与団体からレオナルド・シプリアニASSE会長、ジャクリーン・ゴメスASSEタクアレンボ支所長、ASSEサン・グレゴリオ・デ・ポランコ・ポーラ・マルチネス医療センター長、また関係者として地元のウィルソン・エスケラ知事、アスドゥルバル・ロドリゲス市長ほかが参加しました。

式典会場となったサン・グレゴリオ・デ・ポランコ文化センターにて
左からASSEフリオ・ミカック理事、ASSEマルセロ・ソーサ副会長、ASSEシプリアニ会長、エスケラ知事、眞銅大使、マルチネス医療センター長

左からASSEシプリアニ会長、エスケラ知事、眞銅大使、マルチネス医療センター長
医療センター前での桜の記念植樹の様子

桜の植樹

医療センター内案内
新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況の中で、今回の式典は、感染拡大防止のための政府の衛生プロトコルを遵守しつつ、保健医療センター前で開催されました。
本案件はCOVID-19感染下において、地方の診療所やプライマリヘルスケアセンターで遠隔治療を実施するための基本インフラ(診療施設の改修、専用機材の設置)の構築支援を実施するもので、地方部でのコロナ感染リスクを削減すると共に、国家的取り組みがなされている遠隔診療システムの側面支援を目的としています。
式典には被供与団体からレオナルド・シプリアニASSE会長、ジャクリーン・ゴメスASSEタクアレンボ支所長、ASSEサン・グレゴリオ・デ・ポランコ・ポーラ・マルチネス医療センター長、また関係者として地元のウィルソン・エスケラ知事、アスドゥルバル・ロドリゲス市長ほかが参加しました。
式典会場となったサン・グレゴリオ・デ・ポランコ文化センターにて

式典会場となったサン・グレゴリオ・デ・ポランコ文化センターにて
左からASSEフリオ・ミカック理事、ASSEマルセロ・ソーサ副会長、ASSEシプリアニ会長、エスケラ知事、眞銅大使、マルチネス医療センター長

左からASSEシプリアニ会長、エスケラ知事、眞銅大使、マルチネス医療センター長
医療センター前での桜の記念植樹の様子

桜の植樹

医療センター内案内
被供与団体代表のレオナルド・シプリアニASSE会長からは、この度の日本政府の協力に感謝する、本プロジェクトに携わるすべての人々が一致団結して協力し、プロジェクトを完成させたいこと、また医療センターの庭に桜の植樹が行われ、毎年花が咲くたびに地域の人々の希望の象徴となることを期待する旨発言がありました。
式典に出席したエスケラ知事からは、これまでの長年にわたる日本政府のタクアレンボ県への支援に特段の感謝を表する旨発言がありました。
サン・グレゴリオ・デ・ポランコ保健医療センターのポーラ・マルチネス院長からは、当保健医療センターが施設の整ったタクアレンボ病院まで非常に距離が離れており、専門医療や救急医療を実施するうえで大きな障壁となっており、この課題に取り組むうえで遠隔診療の推進やこの度の日本政府の支援が大きな助けとなり、この地域の問題に前向きに取り組めるようになることに大変感謝する旨発言がありました。
眞銅大使からは、本プロジェクトの実施によって、医療機器などの不足により遠隔地から拠点病院への患者の移送が必要であった地域に迅速かつ適切な医療サービスを提供することができることとなり、これらの保健センターが所管する地域の約24,000人のユーザーに提供される医療サービスが改善され、都市部と農村部の格差是正に貢献する事が期待される旨発言しました。
今後100年に亘るタクアレンボ県と日本の絆を確信して、式典と植樹式を行いました。
式典に出席したエスケラ知事からは、これまでの長年にわたる日本政府のタクアレンボ県への支援に特段の感謝を表する旨発言がありました。
サン・グレゴリオ・デ・ポランコ保健医療センターのポーラ・マルチネス院長からは、当保健医療センターが施設の整ったタクアレンボ病院まで非常に距離が離れており、専門医療や救急医療を実施するうえで大きな障壁となっており、この課題に取り組むうえで遠隔診療の推進やこの度の日本政府の支援が大きな助けとなり、この地域の問題に前向きに取り組めるようになることに大変感謝する旨発言がありました。
眞銅大使からは、本プロジェクトの実施によって、医療機器などの不足により遠隔地から拠点病院への患者の移送が必要であった地域に迅速かつ適切な医療サービスを提供することができることとなり、これらの保健センターが所管する地域の約24,000人のユーザーに提供される医療サービスが改善され、都市部と農村部の格差是正に貢献する事が期待される旨発言しました。
今後100年に亘るタクアレンボ県と日本の絆を確信して、式典と植樹式を行いました。