草の根・人間の安全保障無償資金協力事業開始式 (4県の保健医療センター増改修及び医療機材整備計画:ドゥラスノ県)
令和3年7月15日
7月14日(水)、眞銅竜日郎大使は、草の根人間の安全保障無償資金協力「4県の保健医療センター増改修及び医療機材整備計画」の事業実施地区の1つであるドゥラスノ県サランディ・デル・ジ市の国家保健サービス機構(ASSE)保健医療センターで、事業開始式典に出席しました。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況の中で、今回の式典は、感染拡大防止のための政府の衛生プロトコルを遵守しつつ、参加者を限定し、保健医療センター前で開催されました。
本案件はCOVID-19感染下において、地方の診療所やプライマリヘルスケアセンターで遠隔治療を実施するための基本インフラ(診療施設の改修、専用機材の設置)の構築支援を実施するもので、地方部でのコロナ感染リスクを削減すると共に、国家的取り組みがなされている遠隔診療システムの側面支援を目的としています。
式典には被供与団体代表としてレオナルド・シプリアニASSE会長、サランディ・デル・ジ保健医療センター長セバスチャン・オリバリー博士、カルメロ・ビダリン知事、カルロス・ルベリアガ市長、大統領府国際協力庁(AUCI)マリアの・べっろ事務局長ほかが参加しました。

(写真2)式典会場
(左から:ビダリン知事、眞銅大使、ASSEシプリアーニ会長)
式典に出席したビダリン知事からは、は、長年にわたる日本の協力に感謝し、サランディ・デル・ジ市が間もなく行う新しい事業の結果、著しい成長と発展が期待されていることを踏まえ、プロジェクトの下で実施される医療センター機能改善の必要性について説明がありました。特に女性への雇用が増大することが期待される旨発言がありました。
ASSEのレオナルド・チプリアーニ会長は、医療センターで行われる機器導入と増築の必要性を強調しました。 今回整備対象となる建物は1930年代に建設され、その後2回の改修しか受けておらず、医療外来部門はアクセスが困難な状況にあったと説明しました。 併せてウルグアイと日本の間のこれまでの協力協力関係に感謝の意を示す旨発言がありました。
セバスチャン・オリバリー・サランディ・デル・ジ保健医療センター長からは、プロジェクトを通じて実施される改修・医療機器導入作業は、遠隔医療へのアクセスなど、訪れる患者の利便性が著しく増大すると強調しました。
医療センターへの桜の記念植樹
眞銅大使からは、本プロジェクトの実施によって、医療機器などの不足により遠隔地から拠点病院への患者の移送が必要でた地域に迅速かつ適切な医療サービスを提供することができることとなり、これらの保健センターが所管する地域の約24,000人のユーザーに提供される医療サービスが改善され、都市部と農村部の格差是正に貢献する事が期待される旨発言しました。
今後100年に亘るドゥラスノ県と日本の絆を確信して、式典と植樹式を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響が続く状況の中で、今回の式典は、感染拡大防止のための政府の衛生プロトコルを遵守しつつ、参加者を限定し、保健医療センター前で開催されました。
本案件はCOVID-19感染下において、地方の診療所やプライマリヘルスケアセンターで遠隔治療を実施するための基本インフラ(診療施設の改修、専用機材の設置)の構築支援を実施するもので、地方部でのコロナ感染リスクを削減すると共に、国家的取り組みがなされている遠隔診療システムの側面支援を目的としています。
式典には被供与団体代表としてレオナルド・シプリアニASSE会長、サランディ・デル・ジ保健医療センター長セバスチャン・オリバリー博士、カルメロ・ビダリン知事、カルロス・ルベリアガ市長、大統領府国際協力庁(AUCI)マリアの・べっろ事務局長ほかが参加しました。

(写真1)サランディ・デル・ジ市式典会場で
(左から:ASSEシプリアーニ会長、ビダリン知事、眞銅大使、ルベリアガ市長)
(左から:ASSEシプリアーニ会長、ビダリン知事、眞銅大使、ルベリアガ市長)

(写真2)式典会場
(左から:ビダリン知事、眞銅大使、ASSEシプリアーニ会長)
式典に出席したビダリン知事からは、は、長年にわたる日本の協力に感謝し、サランディ・デル・ジ市が間もなく行う新しい事業の結果、著しい成長と発展が期待されていることを踏まえ、プロジェクトの下で実施される医療センター機能改善の必要性について説明がありました。特に女性への雇用が増大することが期待される旨発言がありました。
ASSEのレオナルド・チプリアーニ会長は、医療センターで行われる機器導入と増築の必要性を強調しました。 今回整備対象となる建物は1930年代に建設され、その後2回の改修しか受けておらず、医療外来部門はアクセスが困難な状況にあったと説明しました。 併せてウルグアイと日本の間のこれまでの協力協力関係に感謝の意を示す旨発言がありました。
セバスチャン・オリバリー・サランディ・デル・ジ保健医療センター長からは、プロジェクトを通じて実施される改修・医療機器導入作業は、遠隔医療へのアクセスなど、訪れる患者の利便性が著しく増大すると強調しました。
医療センターへの桜の記念植樹

(写真3)桜植樹

(写真4)桜植樹

(写真5)医療センター案内(左:オリバリー医療センター長、眞銅大使)

(写真4)桜植樹

(写真5)医療センター案内(左:オリバリー医療センター長、眞銅大使)
眞銅大使からは、本プロジェクトの実施によって、医療機器などの不足により遠隔地から拠点病院への患者の移送が必要でた地域に迅速かつ適切な医療サービスを提供することができることとなり、これらの保健センターが所管する地域の約24,000人のユーザーに提供される医療サービスが改善され、都市部と農村部の格差是正に貢献する事が期待される旨発言しました。
今後100年に亘るドゥラスノ県と日本の絆を確信して、式典と植樹式を行いました。