草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式
平成30年2月27日




2月21日、田中大使は、平成28年度草の根・人間の安全保障無償資金協力)「モンテビデオ県アフリカ系住民医療環境改善計画」(被供与団体:モンテビデオ県 供与限度額:43,372ドル)の供与式に出席しました。
1.プロジェクトの概要
本案件は、県のバリオ・スール診療所に先天的な貧血(鎌上赤血球症)を診断できる血液分析機器を整備し、アフリカ系住民及び移民を対象に医療サービスを提供するものです。
2.供与式の概要(別添写真参照)
(1) 日時:平成30年2月21日(水)16時00分~17時15分
(2) 場所:モンテビデオ県バリオ・スール診療所
(3) 供与式には、ダニエル・マルティネス モンテビデオ県知事、ファビアナ・ゴジェネチェ同県社会開発局長、マリア・アナリセ・ベロン同県保健局長、エリザベス・スアレス同県社会開発局エスニック人種の平等と移民課長、アンドレア・ビニョロ大統領府国際協力庁(AUCI)事務局長、グスタボ・パチェコ外務省国際協力総局長、診療所職員、その他報道関係者等約70名が出席。
(4) 出席者の挨拶概要
(AUCI アンドレア・ビニョロ事務局長)
AUCIは人権をベースとした包括的発展を推進することが重要と考えており、このプロジェクトはその良い例です。県庁がこのプロジェクトを進めたことを賞賛します。また日本大使館はこれまで100件以上のプロジェクトを支援しています。
(外務省国際協力総局 グスタボ・パチェコ総局長)
このプロジェクトが実現した背景には、人々の多大な努力があり、主に住民組織が保健サービスの提供に参加するプロジェクトです。日本政府が、一番支援を必要としている人々の生活の質の改善に直接反映するプロジェクトに賛同したことを賞賛します。
(モンテビデオ県社会開発局エスニック人種の平等と移民課 エリザベス・スアレス課長)
日本政府の協力でクロマトグラフ装置を取り入れることができ、アフリカ系住民が先天的に保有している貧血病の分析をする医療サービスを提供できるようになります。このサービスは県のバリオスール診療所で提供され、アフリカ系の多様な専門家グループが参加します。これは保健分野で初の積極的格差是正措置であり、モンテビデオ県庁が推進する社会参加政策の本質的な変化を意味します。
(モンテビデオ県 ダニエル・マルティネス知事)
日本政府の協力、県のプロジェクト関係者、そして機材を使用する医療関係者、また活動に参加する市民団体に感謝を表します。不公平がある限り真のデモクラシーはなく、直面する課題は多くありますが、診療所で新たに提供される医療サービスは着実な前進です。
(田中大使)
今回の支援で先天的な貧血症を早期に発見し、その症状を和らげるために早急な医療サポートができるようになりますが、バリオスール診療所で啓発活動が行われ、ウルグアイの人々や移民の方々が、今まで気づかなかった貧血症について普及されることは大変有意義です。また草の根人間の安全保障・無償資金協力の枠組みで実施されたこのプロジェクトに取り組まれた関係者全員の尽力に敬意を表すとともに、ウルグアイ社会の格差是正と人々の生活の質の向上を目的としたこの協力を通じて、ウルグアイと日本両国の絆がさらに強固となるよう祈念します。私生活ではカンドンベを通して、多くの友人たちとの交流があり、思い出のあるバリオ・スールで最後の供与式を迎えることができました。
1.プロジェクトの概要
本案件は、県のバリオ・スール診療所に先天的な貧血(鎌上赤血球症)を診断できる血液分析機器を整備し、アフリカ系住民及び移民を対象に医療サービスを提供するものです。
2.供与式の概要(別添写真参照)
(1) 日時:平成30年2月21日(水)16時00分~17時15分
(2) 場所:モンテビデオ県バリオ・スール診療所
(3) 供与式には、ダニエル・マルティネス モンテビデオ県知事、ファビアナ・ゴジェネチェ同県社会開発局長、マリア・アナリセ・ベロン同県保健局長、エリザベス・スアレス同県社会開発局エスニック人種の平等と移民課長、アンドレア・ビニョロ大統領府国際協力庁(AUCI)事務局長、グスタボ・パチェコ外務省国際協力総局長、診療所職員、その他報道関係者等約70名が出席。
(4) 出席者の挨拶概要
(AUCI アンドレア・ビニョロ事務局長)
AUCIは人権をベースとした包括的発展を推進することが重要と考えており、このプロジェクトはその良い例です。県庁がこのプロジェクトを進めたことを賞賛します。また日本大使館はこれまで100件以上のプロジェクトを支援しています。
(外務省国際協力総局 グスタボ・パチェコ総局長)
このプロジェクトが実現した背景には、人々の多大な努力があり、主に住民組織が保健サービスの提供に参加するプロジェクトです。日本政府が、一番支援を必要としている人々の生活の質の改善に直接反映するプロジェクトに賛同したことを賞賛します。
(モンテビデオ県社会開発局エスニック人種の平等と移民課 エリザベス・スアレス課長)
日本政府の協力でクロマトグラフ装置を取り入れることができ、アフリカ系住民が先天的に保有している貧血病の分析をする医療サービスを提供できるようになります。このサービスは県のバリオスール診療所で提供され、アフリカ系の多様な専門家グループが参加します。これは保健分野で初の積極的格差是正措置であり、モンテビデオ県庁が推進する社会参加政策の本質的な変化を意味します。
(モンテビデオ県 ダニエル・マルティネス知事)
日本政府の協力、県のプロジェクト関係者、そして機材を使用する医療関係者、また活動に参加する市民団体に感謝を表します。不公平がある限り真のデモクラシーはなく、直面する課題は多くありますが、診療所で新たに提供される医療サービスは着実な前進です。
(田中大使)
今回の支援で先天的な貧血症を早期に発見し、その症状を和らげるために早急な医療サポートができるようになりますが、バリオスール診療所で啓発活動が行われ、ウルグアイの人々や移民の方々が、今まで気づかなかった貧血症について普及されることは大変有意義です。また草の根人間の安全保障・無償資金協力の枠組みで実施されたこのプロジェクトに取り組まれた関係者全員の尽力に敬意を表すとともに、ウルグアイ社会の格差是正と人々の生活の質の向上を目的としたこの協力を通じて、ウルグアイと日本両国の絆がさらに強固となるよう祈念します。私生活ではカンドンベを通して、多くの友人たちとの交流があり、思い出のあるバリオ・スールで最後の供与式を迎えることができました。