草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式
平成29年12月20日





12月11日、日本国大使館において、平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力3件の署名式が行われました。
1.プロジェクトの概要
(1) 「カネロネス県ポータブル式デジタルマンモグラフィー整備計画」(被供与団体:カネロネス県、供与限度額:90,000ドル)
本案件は、カネロネス県の農村地域の女性が定期的に乳がん検診を受診できるようポータブル式マンモグラフィーを1台整備し、医療サービスを向上させるもの。
(2) 「パイサンドゥ県チャピクイ診療所救急車整備計画」(被供与団体:ライオンズクラブ パイサンドゥ支部、供与限度額:51,890ドル)
本案件は、国家保健サービス機構(ASSE)管轄のチャピクイ診療所に救急車を整備し、チャピクイ市及び周辺地域住民の医療環境の向上に寄与するもの。
(3)「モンテビデオ県カサバシェ地区総合教育支援センター施設改築計画」(被供与団体:文化・技術協会、供与限度額:90,068ドル)
本案件は、総合教育支援センター(CADI)を改築し新たに教室を整備し、カサバシェ地区の児童の基礎教育環境を改善するもの。
2.署名式の概要(別添写真参照)
(1)日時:平成29年12月11日(月) 14時~15時
(2)場所:大使館
(3)署名式には、カネロネス県ジャマンドゥ・オルシ知事、同県社会開発局シルバナ・ニエベス局長、同県保健局アラセリス・デルガド局長、ライオンズクラブ パイサンドゥ支部サンドラ・ノエミ・ピアス会長、ドゥバル・ボファノ プロジェクト担当、文化・技術協会マリア・エレナ・ラモス会長、マリア・ホセ・レグエイロCADI校長、外務省国際協力総局パメラ・ビバス局長補佐、JICAウルグアイ支所谷口誠支所長、大統領府国際協力庁ビルヒニア・レナウ技術協力担当、その他報道関係者等20名が出席。
3.出席者の挨拶概要
(文化・技術協会会長 マリア・エレナ・ラモス会長)
25年前からモンテビデオ県カサバシェ地区総合教育支援センター(CADI)で活動を実施していると述べ、CAIFプログラム(政府認可保育園)・子供クラブ・職業訓練・バイリンガル教育の小学校を運営しています。これら活動のための新しい教室を必要としており、日本政府の協力に感謝します。今回の支援により700家族が裨益し、より良い教育を受けられるようになります。
(ライオンズクラブ パイサンドゥ支部 サンドラ・ノエミ・ピアス 会長)
以前も日本大使館からの支援により巡回車両にデジタル・マンモグラフィーが整備されましたが(注:平成24年度パイサンドゥ県における巡回車両整備計画)、54年の歴史のあるライオンズクラブを通じたチャピクイ市への救急車整備という、二度目の支援に感謝の意を表します。そして今後ともライオンズクラブ・パイサンドゥ支部は、地域の裨益のために協力し活動していきます。
(カネロネス県 ジャマンドゥ・オルシ知事)
ウルグアイの農村人口の4分の1以上がカネロネスに集中しており、このプロジェクトは県がASSE(国家保健医療サービス機構)と連携し、農村地域の女性の乳がん予防に努めるためのものです。これまでの草の根無償資金協力プログラムは地域住民に直接裨益し成果を収めおり、日本政府へ感謝の意を表します。
(外務省国際協力総局 パメラ・ビバス局長補佐)
これらの支援は日本政府の連帯精神を表しています。ウルグアイ政府は、常に日本政府からの国際協力を受けてきました。一方でウルグアイ政府も、国連安全保障理事会のメンバーとして、世界平和と安全の課題において、日本政府と協力してきました。
(田中大使)
日本政府は、カネロネス県、ライオンズクラブ パイサンドゥ支部、文化・技術協会に合計約23万2千米ドルの供与を行うことを決定しました。ウルグアイでは111件の草の根・人間の安全保障無償資金協力を実施しました。あらためてプロジェクト関係者皆様の取り組みに敬意を表し、これらの援助によって裨益する方々の生活の質が向上するとともに、両国の友好関係がさらに強固となることを願っています。
1.プロジェクトの概要
(1) 「カネロネス県ポータブル式デジタルマンモグラフィー整備計画」(被供与団体:カネロネス県、供与限度額:90,000ドル)
本案件は、カネロネス県の農村地域の女性が定期的に乳がん検診を受診できるようポータブル式マンモグラフィーを1台整備し、医療サービスを向上させるもの。
(2) 「パイサンドゥ県チャピクイ診療所救急車整備計画」(被供与団体:ライオンズクラブ パイサンドゥ支部、供与限度額:51,890ドル)
本案件は、国家保健サービス機構(ASSE)管轄のチャピクイ診療所に救急車を整備し、チャピクイ市及び周辺地域住民の医療環境の向上に寄与するもの。
(3)「モンテビデオ県カサバシェ地区総合教育支援センター施設改築計画」(被供与団体:文化・技術協会、供与限度額:90,068ドル)
本案件は、総合教育支援センター(CADI)を改築し新たに教室を整備し、カサバシェ地区の児童の基礎教育環境を改善するもの。
2.署名式の概要(別添写真参照)
(1)日時:平成29年12月11日(月) 14時~15時
(2)場所:大使館
(3)署名式には、カネロネス県ジャマンドゥ・オルシ知事、同県社会開発局シルバナ・ニエベス局長、同県保健局アラセリス・デルガド局長、ライオンズクラブ パイサンドゥ支部サンドラ・ノエミ・ピアス会長、ドゥバル・ボファノ プロジェクト担当、文化・技術協会マリア・エレナ・ラモス会長、マリア・ホセ・レグエイロCADI校長、外務省国際協力総局パメラ・ビバス局長補佐、JICAウルグアイ支所谷口誠支所長、大統領府国際協力庁ビルヒニア・レナウ技術協力担当、その他報道関係者等20名が出席。
3.出席者の挨拶概要
(文化・技術協会会長 マリア・エレナ・ラモス会長)
25年前からモンテビデオ県カサバシェ地区総合教育支援センター(CADI)で活動を実施していると述べ、CAIFプログラム(政府認可保育園)・子供クラブ・職業訓練・バイリンガル教育の小学校を運営しています。これら活動のための新しい教室を必要としており、日本政府の協力に感謝します。今回の支援により700家族が裨益し、より良い教育を受けられるようになります。
(ライオンズクラブ パイサンドゥ支部 サンドラ・ノエミ・ピアス 会長)
以前も日本大使館からの支援により巡回車両にデジタル・マンモグラフィーが整備されましたが(注:平成24年度パイサンドゥ県における巡回車両整備計画)、54年の歴史のあるライオンズクラブを通じたチャピクイ市への救急車整備という、二度目の支援に感謝の意を表します。そして今後ともライオンズクラブ・パイサンドゥ支部は、地域の裨益のために協力し活動していきます。
(カネロネス県 ジャマンドゥ・オルシ知事)
ウルグアイの農村人口の4分の1以上がカネロネスに集中しており、このプロジェクトは県がASSE(国家保健医療サービス機構)と連携し、農村地域の女性の乳がん予防に努めるためのものです。これまでの草の根無償資金協力プログラムは地域住民に直接裨益し成果を収めおり、日本政府へ感謝の意を表します。
(外務省国際協力総局 パメラ・ビバス局長補佐)
これらの支援は日本政府の連帯精神を表しています。ウルグアイ政府は、常に日本政府からの国際協力を受けてきました。一方でウルグアイ政府も、国連安全保障理事会のメンバーとして、世界平和と安全の課題において、日本政府と協力してきました。
(田中大使)
日本政府は、カネロネス県、ライオンズクラブ パイサンドゥ支部、文化・技術協会に合計約23万2千米ドルの供与を行うことを決定しました。ウルグアイでは111件の草の根・人間の安全保障無償資金協力を実施しました。あらためてプロジェクト関係者皆様の取り組みに敬意を表し、これらの援助によって裨益する方々の生活の質が向上するとともに、両国の友好関係がさらに強固となることを願っています。