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Japan

在ウルグアイ日本国大使館
Embajada del Japón en el Uruguay

 

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平成27年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの署名式

 

 

平成27年12月18日(金)、在ウルグアイ日本国大使館において、草の根・人間の安全保障無償資金協力のプロジェクトの贈与契約の署名が行われました。

 

 

署名式様子

 

写真左:全女性のための財団 トルナリア会長

 

写真右:アルバレス・カルデイロ・バルシア財団 ビアンチ会長

 

 

 

 

署名式様子

左より:パチェコ外務省国際協力総局長、トリナリア会長、田中大使、ビアンチ会長、アルベルナスINAU国際協力局長

 

 

署名式様子(出席者全員での記念撮影)

 

 

1.プロジェクトの概要

(1)カサバシェ地区女性支援センター及び保育園増築計画(被供与団体:全女性のための財団(PLEMUU)、供与限度額:66,727米ドル)

ベーシックヒューマンニーズが満たされない人口が多いモンテビデオ県カサバシェ地区で、家庭内暴力についての相談や若い母親の経済的自立を目指した支援を行っている女性支援センター、また支援の一環として併設する保育園の増築、ならびに家具、教育道具を購入するプロジェクトです。これにより、より多くの女性の相談を受け付けることができ、保育園の児童も十分なスペースで安全に活動できることが期待されます。

(2)ペレイラ・ロセル病院新生児集中治療室機材整備計画(被供与団体:アルバレス・カルデイロ・バルシア財団、供与限度額:81,500米ドル)

乳児死亡率の低下を目的として、ウルグアイ全国から患者が来るペレイラ・ロセル病院の新生児ICUの為に新生児低酸素性虚血性脳症の治療に用られる機器3種類を購入するものです。これにより、同病院、ひいてはウルグアイ全体における乳児死亡率が低下することが期待されます。

 

2.出席者の挨拶概要

(全女性のための財団 カルメン・トルナリア会長)

PLEMUUは女性の生活の質の向上を目指して32年間活動しており、1993年に保育園を開園しました。この活動が実を結び、プロジェクトが採用されたことは非常に喜ばしく、日本政府へ感謝します。

 

(アルバレス・カルデイロ・バルシア財団 アナ・ビアンチ会長)

日本からの2度目の支援に感謝します。ペレイラ・ロセル病院はウルグアイで最大の産婦人科・小児科専門病院です。当財団は15年前に同病院の医師により設立され、病院の様々な問題を解決するために尽力してきました。今回のプロジェクトにより、経済的に困難な状況にある家族の新生児に対し、より良い治療を与えることができます。

 

(ウルグアイ青少年協会(INAU)国際協力局 ルイス・アルベルナス局長)

今回の日本の援助は、ウルグアイにおける社会的弱者を支援するものです。今回署名された両プロジェクトには0~3歳児が含まれており、これはウルグアイの重要政策である包括的弱者ケア制度においても優先順位の高いものです。

 

(外務省国際協力局 グスタボ・パチェコ局長)

 日本からの継続した協力に対して感謝します。両プロジェクトは乳幼児が裨益する大変重要なものです。

 

(田中大使)

 今回、日本政府は2つのプロジェクトに合計約15万米ドルの供与を行うことを決定いたしました。両プロジェクトは日本のウルグアイへの援助方針である持続可能な開発、格差是正に資するものです。また、これらの日本政府の援助によって、裨益する方々の生活の質が向上すると共に、ウルグアイと日本の友好関係がさらに強固となることを願います。

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