平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式
10月6日、田中大使は、平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「モンテビデオ県プラド地区知的・神経学的障害者教育センター増築及び身体障害者用車両整備計画」(被供与団体:個別教育センター(CEI))の供与式に出席しました。

田中大使挨拶
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記念プレート除幕(左:ゴンサレス会長、中央左:大統領夫人、中央右:田中大使、右:アレマンCEI校長) |

車両テープカット(左:アレマン校長、中央左:ソルサナ社会保障銀行身体障害者部門長 中央:ゴンサレス会長、中央右:大統領夫人、右:田中大使)
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車内見学 |

施設内見学 |

生徒による音楽演奏(中央奥:JICAシニア海外ボランティア 後藤さゆり氏) |

生徒から記念品贈呈 |

供与した改造車両 |

供与した新教室 |
1.プロジェクトの概要
本プロジェクトは、障害者の教育施設である個別教育センターの教室を増築し、また障害者用に改造された通学バスを整備するものです(供与限度額:75,346米ドル)。これにより、同センターの生徒の学習環境の向上が期待されます。
2.供与式の概要(別添写真参照)
(1)日時:平成27年10月6日(火) 14時00分~15時00分
(2)場所:個別教育センター(CEI)
(3)供与式には、バスケス大統領夫人、シルビア・ゴンサレスCEI会長、マティアス・ベニテス外務省三等書記官、谷口誠JICAウルグアイ支所長、ウルグアイ政府関係者、センター生徒、周辺地域住民、報道関係者、その他プロジェクト関係者等約80名が出席しました。
(4)本供与式ではCEIに音楽教師として派遣されているJICAシニア海外ボランティアの後藤さゆり氏が指導した生徒による演奏が行われました。
(5)ゴンサレス会長から、CEIの長年の念願をかなえることを可能にした今回の援助に対し、日本政府へ感謝の意が表されるとともに、今回のプロジェクトは障害を持つ生徒たちの権利の向上にも直接つながるものですと挨拶がなされました。
(6)ベニテス書記官から、本日行われた供与式は90年以上にわたる両国の友好と国際協力のたまものであり、日本はウルグアイの社会開発の優先順位に協調して援助を行っています、また、贈与契約からわずか9ヶ月でプロジェクトを終えたプロジェクト関係者の皆様の御尽力に敬意を表しますと挨拶がなされました。
(7)田中大使から、本プロジェクトがCEIの生徒の教育環境改善に寄与でき大変嬉しく思います、また、CEIには昨年10月よりJICAシニア海外ボランティアが派遣されており、このプロジェクトとのコラボレーションにより、より良い効果が発揮されることを期待しております、今後もこの草の根無償資金協力等を通じて、両国の友好関係を築いていきたいと思いますと挨拶がありました。
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