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Japan

在ウルグアイ日本国大使館
Embajada del Japón en el Uruguay

 

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草の根・人間の安全保障無償資金協力署名式

 

 

 

 

平成27年2月4日(水)、在ウルグアイ日本国大使公邸において、草の根・人間の安全保障無償資金協力の6つのプロジェクトの贈与契約の署名が行われました。

 

 

署名式様子:左より:カポソッリ会長 、ゴンサレス会長 、

カランブラ知事、オルティス次長、田中大使、フェランド副会長、

パチェコ局長、オソリオ知事、ドゥアルテ会長、ストゥルラ会長 

 

写真左:カネロネス県カランブラ知事

真左:リベラ県オソリオ知事

写真左:個別教育センター ゴンサレス会長 

写真左:セントロ・カイフ・ロス・パティトス マルレネ・ドゥアルテ会長 

写真左:カサ・ルナス セシリア・カポソッリ会長 

写真左:リセオ・フビラル財団 ダニエル・ストゥルラ会長 

署名式様子

左より:カポソッリ会長 、カランブラ知事、オルティス次長、ゴンサレス会長 、田中大使、フェランド副会長、パチェコ局長、オソリオ知事、ドゥアルテ会長 、ストゥルラ会長 

1.プロジェクト名

 

・カネロネス県障害者のための巡回車両整備計画(被供与団体:カネロネス県、供与限度額:64,705米ドル)

 

・リベラ県水道水整備計画(被供与団体:リベラ県、供与限度額:99,496米ドル)

 

・モンテビデオ県プラド地区知的・神経学的障害者教育センター増築及び身体障害者用車両整備計画(被供与団体:個別教育センター、供与限度額:75,346米ドル)

 

・リベラ県パソ・デラ・エスティバ地区児童ケアセンター増築計画(被供与団体:ロス・パティトス児童ケアセンター、供与限度額:96,273米ドル)

 

・モンテビデオ県カサバシェ地区未成年の親のためのセンター整備及び保育所新設計画(被供与団体:カサ・ルナス、供与限度額:93,421米ドル)

 

・モンテビデオ県カサバシェ地区リセオ・フビラル教室整備計画(被供与団体:リセオ・フビラル財団、供与限度額:70,870米ドル)

 

2.プロジェクトの概要

 

  カネロネス県のプロジェクトは、障害者の通学及び通院用に、障害者用に改造された車両を整備し、彼らの自立した活動を促進し、生活の質の向上を目指すものです。

 

リベラ県のプロジェクトは、都市部から離れた村落に安定した飲料水供給を実現し、また水質管理を行うための機材及び車両の供給です。

 

個別教育センターのプロジェクトは、障害者の教育施設である同センターの教室を増築し、また障害者用に改造された通学バスを整備し、生徒の学習環境の向上を目指すものです。

 

ロス・パティトス児童ケアセンターのプロジェクトは、より多くの地域の児童を受け入れるべく、教室の増設をするものです。

 

カサ・ルナスのプロジェクトは、貧困地区において未成年の親をサポートする同団体の活動をの強化と、その活動の一環として保育園を新設するべく、建物の修復、改修および増築を行うものです。

 

リセオ・フビラル財団のプロジェクトは、貧困地区において同財団が運営する無償の私立中学校および補習校の教室を、より多くの生徒を受け入れるべく増設するものです。

 

3.出席者の挨拶概要

 

被供与団体の代表者より、感謝の意が表されるとともに、ウルグアイ政府関係者より日本の対ウルグアイ支援について次の通り述べられました。

(ウルグアイ青少年協会(INAU) ホルヘ・フェランド副会長)

本日署名された6つのプロジェクトは、どれもが青少年を援助するものであり、私たちの取り組みと非常に関連があるものです。日本は長年ウルグアイへの援助を継続しており、地理的に遠い国であるもののウルグアイにとって身近な国です。改めて感謝を申し上げます。

 

(大統領府国際協力庁 フィリペ・オルティス次長)

 国際協力庁を代表して日本政府の援助に感謝の意を表します。25年間、日本の経済協力を担当しておりますが、大使館およびJICAを通じて常に日本から多大な援助を受けています。近年の経済成長を受け、ウルグアイは中所得国になり外国からの経済援助は減少傾向にある現在においても、日本は経済援助プログラムを継続していただいていることに感謝申し上げます。

 

(外務省 国際協力局 グスタボ・パチェコ局長)

日本からの継続的な援助に感謝します。今回の供与は、小児の健全な成長、インフラ整備、地域の社会開発、教育と、まさにウルグアイ政府が、現在、重点を置いている分野へ援助をするものです。これらの援助は日本国民の納めた税金からの支出と理解していますので、我々は責任を持ってウルグアイ国民の生活の質の向上に役立てていく所存です。

 

(田中大使)

今回、日本政府はは6プロジェクト合計約50万米ドルの供与を行うことを決定いたしました。これら6つのプロジェクトは全て日本国のウルグアイへの援助方針である持続可能な開発への支援、格差是正、環境保全に関するものです。草の根・人間の安全保障無償資金協力は、今回署名された6プロジェクトを含め、ウルグアイにおいてこれまでの12年間で88のプロジェクトが実施されました。これらの日本の援助によって、プロジェクトの裨益者の生活の質が向上し、ウルグアイと日本の友好関係がさらに強固となることを願います。

 

 

 

 

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