草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式
3月5日、大部大使夫妻は、平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「地域社会における教育活動を通じた農村女性経済活動参加促進計画」(被供与団体:ウルグアイ家庭農業学校(スペイン語略記AUEFA))の供与式に出席しました。
1.プロジェクトの概要 本プロジェクトは、貧困率が高く、特に女性の就業が困難であるリベラ県の農村地域において、義務教育ならびに職業訓練を提供する学校を増築するものです。これにより地域の女性が義務教育を終え、また仕事を得ることにより経済活動への参加を促進することが期待されます(供与限度額:98,000米ドル)
2.供与式の概要(別添写真参照) (1)日時:平成26年3月5日(木)11時00分~12時00分 (2)場所:農村学校 ラ・シエンブラ(リベラ県トレス・プエンテス) (3)供与式にはリベラ県庁からマルネ・オソリオ知事、アビリオ・ブリス次長、AUEFAよりクラウディオ・ルイバル事務局長、被供与団体関係者、農村学校の教師・生徒、地域住民、報道関係者等が出席しました。 (4)ルイバル事務局長より、地元の人たちの後押しにより2005年に創設された農村学校ラ・シエンブラが、今回の日本政府の支援により多くの人たちへより良いサービスを提供できるようになった事に対し、感謝の意が表されました。 (5)オソリオ知事より、NGOおよび農村学校関係者へ、今回のプロジェクトが成功裏に終了でき、地元の若者や女性に更なる機会を提供できるようになったことに祝福の意が表されました。リベラ県ではこれまでにも日本政府の草の根無償協力によるプロジェクトが実施されており、またJICAシニアボランティアが県庁と協力して働いているなど、数々の協働を通じて日本とリベラ県がつながりを深めて来たことが説明され、リベラ県庁および県民を代表して日本政府に感謝の意が表されました。 (6)大部大使より、草の根無償協力はウルグアイでは2003年に開始され、11年間で82のプロジェクトが、ウルグアイの全県19県で実施されたことを説明、今回建築された立派な学校を見て、改めてウルグアイにおける地域開発の支援ができたことを誇り思うと挨拶しました。最後に3年前の3月に起こった東日本大震災後のウルグアイからの暖かい励ましと支援に感謝の意を表しました。 |
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