草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式
3月6日、大部大使夫妻は、平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「タクアレンボ県保健医療センター救急車整備計画」および「タクアレンボ県における巡回車両整備計画」(被供与団体:タクアレンボ県)の供与式に出席しました。
1.プロジェクトの概要 「タクアレンボ県保健医療センター救急車整備計画」は、トソカス・デ・カラグアタ市保健医療センターの機能を改善するため、救急車1台を新たに整備するものです。(供与限度額:50,250米ドル) また、「タクアレンボ県における巡回車両整備計画」は、現在県内で運行中の巡回診療バス1台に加え、新たに1台の巡回診療バスを整備するものです。(供与限度額:47,200米ドル)
2.供与式の概要(別添写真参照) (1)日時:平成26年3月6日(木)11時00分~12時00分 (2)場所:タクアレンボ県庁 (3)供与式にはタクアレンボ県 ウィルソン・エスケラ知事、ホセ・オマール・メネンデス次長、被供与団体関係者、地域住民、報道関係者等が出席しました。 (4)エスケラ知事より、タクアレンボ県を代表して、草の根無償協力を通じた支援に日本政府へ感謝の意が表されました。寄付された救急車は40日前に使用が開始され、既にカラグアタおよび周辺地域のために9,000kmもの距離を走行しており、一方巡回診療バスはもうすぐ使用開始され、タクアレンボ市から140km離れた地域の人々へ医療サービスを提供する予定であると説明がなされました。また、以前に草の根無償協力でCT装置の寄付が日本政府からタクアレンボ県に行われたことにも言及しました。 (5)大部大使より、草の根無償協力の目的は、支援を必要としている人々へ直接それを行うことによりウルグアイと日本両国および両国民間の友好関係を強固なものにすることであり、まさに今回のプロジェクトはその目的のとおりタクアレンボ県民の健康へ寄与する非常に有意義なものであり、救急車が既に県民の役に立っていることを知り嬉しく思うと挨拶がなされました。最後に、3年前に起こった東日本大震災後のウルグアイからの暖かい励ましや支援に感謝の意を表しました。
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