平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの署名式
平成25年9月27日(金)、在ウルグアイ日本国大使館において、我が方大部大使とトレインタイトレス県ダルド・サンチェス・カル県知事、ロチャ県アルティガス・バリオスとの間で草の根・人間の安全保障無償資金協力に関する贈与契約の署名が行われました。
左側:トレインタイトレス県知事
左側:ロチャ県知事
左から,ポリシウンクラ国際協力庁職員,ロチャ県知事,大部大使,トレインタイトレス県知事, 外務省国際協力局ウビシ局長
1.プロジェクト名 ・トレインタイトレス県保健医療サービス強化計画(被供与団体:トレインタイトレス県、供与限度額:86,341米ドル) ・ロチャ県巡回診療車両整備計画(被供与団体:ロチャ県、供与限度額:97,458米ドル)
2.プロジェクトの概要 トレインタイトレス県のプロジェクトは、県内における保健医療サービスを強化するため、貧困層の多い農村部を巡回する内科及び産婦人科の巡回診療車両1台、ラ・チャルキアーダ市に救急車1台を整備するもので、トレインタイトレスの医療体制が改善されることが期待されます。 ロチャ県のプロジェクトは、県内の巡回診療を強化するため、農村部において、内科、眼科、耳鼻科、歯科診療が可能な巡回診療車1台を整備するもので、本プロジェクトによりロチャ県における医療体制が改善されることが期待されます。
3.出席者の挨拶概要 (トレインタイトレス県ダルド・サンチェス・カル県知事)本件資金協力によってアクセスの難しい農村部に医療サービスを提供することができるようになり,日本政府に感謝しています。 (ロチャ県アルティガス・バリオス県知事)県知事を務めて8年になり,国際協力の重要性は,支援のみにあるのではなく,支援を通じて県側がこれら事業を補完したり深化させたりすることにもあると理解するようになりました。 (外務省国際協力局ウビシ局長)両国間の修好関係開始から90年以上が経過し,日本がウルグアイに協力を開始して30年以上経ちました。草の根無償で日本の協力が小さいコミュニティーにまで届くようになり,日の丸をつけた救急車等が農村を走ることにより多くのウルグアイ人が日本の存在を知ることとなっています。 (大部大使)友好国ウルグアイの医療分野の発展に貢献できることは誠に喜ばしいことであります。草の根無償は既に70件以上実施しており,両国間の友好関係の強化に大きく役立っています。ロチャ県知事の言われた通り,国際協力は双方の共同の努力で実現するものと考えます。今後ともウルグアイの発展のために協力してゆく所存です。 |
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