平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力の供与式
平成25年6月4日、平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「モンテビデオ県カサバジェ地区教育環境改善計画」(被供与団体:文化・技術協会)の供与式がオレスケル社会開発大臣50名の出席者の下、開催されました。
1.プロジェクト名 「モンテビデオ県カサバジェ地区教育環境改善計画」(被供与団体:文化・技術協会)
2.案件の概要 本案件は、被供与団体である文化・技術協会が、貧困率の高いモンテビデオ県カサバジェ地区において運営している総合発育支援センター保育施設において、同施設の利用者が適切な環境で教育を受けられるように多目的ホールを増設するものです。(供与限度額:111,910米ドル)
3.式典 式典では、両国国歌斉唱、来賓挨拶、テープカット、記念銘板除幕式、施設見学、花束贈呈等が行われました。 (1)出席者 ダニエル・オレスケル社会開発大臣、ウルグアイ青少年協会(INAU)アレジャンドロ・ハビエル・サルサメンディ会長、外務省国際協力局イネス・ウビシ局長、モンテビデオ県マリア・サラ・リベロ知事、モンテビデオ県D市サンドラ・ネドブ市長他、大部大使夫妻、被供与団体関係者、地域住民、マスコミ等約50名
(2)CADI教育センターラウラ・サノリ校長 同施設はカサバジェ地区において児童から高齢者の女性を支援する活動を21年間続けてきました。2006年のIDB日本特別基金の供与以来、7回の卒業生を巣立っていきましたが、その多くが就職でき、日本政府の協力に心より感謝します。 (5)文化・技術協会アルバロ・レクエレル会長 日本からの支援は2006年のIDB日本特別基金、2010年度草の根無償資金協力によるロス・ピノス教育センターに続き、今回で3回目の支援となります。ウルグアイと日本はまさに兄弟国であり、日本の思いやりに心より感謝致します。 (6)大部大使 着任してまだ2週間余ですが、初めてこのように盛大な供与式に出席でき光栄です。教育は国の発展のために非常に重要な分野であり、関係者の協力により、本日の供与式までたどり着くことができたことを大変嬉しく思います。また、一昨年3月の東日本大震災の際にはめウルグアイから多くの支援や暖かい励ましの言葉等を頂いたことについて、改めて感謝致します。 (7)オレスケル社会開発大臣 0~6歳児の貧困率は66%でしたが、現在は23%まで改善しました。今後も政府とNGO等の現場関係者がパートナーとして活動することが重要です。ウルグアイ政府及びモンテビデオ県庁は、特にカサバジェ地区の改善に注視しており、日本政府の協力について改めて感謝申し上げます。
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