(アルバレス・カルデイロ・バルシア財団アナ・ビアンチ会長)
日本政府の協力に感謝の意を表します。ペレイラ・ロセル病院の産婦人科は前衛的であり、新生児や母親のために、専門医がそろっているだけでなく、今般の協力により医療器材も整備されました。
(ペレイラ・ロセル女性病院ビクトリア・ラフルフ副病院長)
日本政府の協力に感謝します。また多くの人々の努力の結果、夢が実現しました。
(外務省国際協力局フロレンシア・グリジ書記官)
外務省国際協力総局を代表し日本政府に感謝します。ウルグアイの発展のためにはこのような国際協力が必要であります。
(厚生省ホルヘ・キアン保健局長)
かつてペレイラ・ロセル病院に勤務していた際、日本政府がエイズ感染母子ための診療施設の開設に協力しました(平成16年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「エイズ感染母子のためのペレイラ・ロセル病院全国レファレンスセンターの改修支援計画」)。またアルバレス・カルデイロ・バルシア財団が実施している事業は、より質の高い医療サービスにより未熟児の命を救うことに貢献しています。
(国家保健医療サービス機構(ASSE)スサナ・ムニス会長)
ウルグアイ人の10人に4人がこのペレイラ・ロセル病院で生まれており、同病院は産婦人科医や小児科医が育つ場でもあります、そのことからも今般の機材供与は、同病院、ASSEのみならず、ウルグアイ国民にとって非常に重要です。日本は2011年に地震や津波といった大きな自然災害に遭い困難な時期にも、ASSEが管轄する病院に対し支援を続けたことを紹介します(平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「リオネグロ県フライベントス病院機能強化計画」)。
(田中大使)
ペレイラ・ロセル病院は出産件数がウルグアイで最も多く、年間7000以上です。多くの人に利用され経済的に困難な層の人々に無償でサービスを提供する医療機関に、より質の高い医療サービスを提供できるよう支援できたことは有意義なことと思います。平成23年度の草の根・人間の安全保障無償資金協力「母乳バンクのためのペレイラ・ロセル病院改修計画」と併せ、母子保健の向上と乳幼児死亡率の低下に貢献することを願っています。本プロジェクトの関係者の尽力に敬意を表し、日本政府は今後もこの草の根無償資金協力等を通じて両国の絆がさらに強固となるよう祈念しております。