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Japan

在ウルグアイ日本国大使館
Embajada del Japón en el Uruguay

 

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草の根・人間の安全保障無償資金協力供与式

 

 

 

6月10日、リベラ県庁において 草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクト3件の合同供与式が行われました。

 

 

供与式の様子(写真左よりテヘラ副会長、

スキアボ事務所長、田中大使、コンティ社会促進局長、

ベルトン県知事代理(環境開発局長)、ゴンザレス支部長)

 

貯水タンク序幕の様子(右はバリオス・サンハ・オンダ農業学校長)

 

 

 

貯水タンクの設置されたサンハ・オンダ農業学校の生徒と集合写真

 

 

テープカットの様子 ロス・パティトス児童ケアセンター(左はテヘラ副会長)

 

 

供与品目(ロス・パティトス児童ケアセンターの教室)見学

 

 

 

テープカットの様子 可動式母乳バンク宣伝キャビン(左はトリアニ病院長)

 

 

リベラ県病院母乳バンク回収センター序幕

 

 

供与物品(水質調査用クレーンつき車両)

 

 

供与物品(母乳回収車両、可動式母乳バンク宣伝キャビン)

 

1.プロジェクトの概要

 

(1)平成25年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「リベラ県母乳バンク回収車両整備計画」(被供与団体:リベラ県、供与限度額:113,341ドル) 

母乳の回収を行うため、母乳回収車両、可動式母乳バンク宣伝キャビン、母乳処理機器を整備するもので、乳幼児死亡率の低下と母子保健の向上に貢献します。

(2)平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「リベラ県水道水整備計画」(被供与団体:リベラ県、供与限度額:99,496ドル)

貯水タンクの設置及び屋上のタンクの水質調査に使うクレーンつき車両を供与するもので、リベラ県農村地域の水環境が改善されます。

(3)平成26年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「リベラ県パソ・デラ・エスティバ地区児童ケアセンタ増築計画」(被供与団体:ロス・パティトス児童ケアセンター、供与限度額:96,273ドル)

パソ・デラ・エスティバ地区保育園の増築を行うもので、乳幼児待機児童が受け入れられるようになります。

 

2.供与式の概要

 

(1)日時:平成28年6月10日(金)9時30分~10時30分

(2)場所:リベラ県庁

(3)供与式には、厚生省アイダ・ゴンザレス・リベラ県支部長、リベラ県庁アレハンドロ・ベルトン県知事代理(環境開発局長)、同ジョバニ・コンティ社会促進局長、同アリシア・スキアボ・モンテビデオ事務所長、ロス・パティトス児童ケアセンター・カイオ・テヘラ副会長、JICAシニア・ボランティア(上水道、野菜栽培、渉外促進)、報道関係者、その他各プロジェクト関係者等約70名が出席しました。

(4)出席者の挨拶概要

 

(リベラ県環境開発局 アレハンドロ・ベルトン県知事代理(環境開発局長))

本日出席できなかったオソリオ県知事に代わって、日本政府の支援に対し感謝します。今回協力を受けた水道水整備プロジェクトが、開発局の実施するプログラムのキックオフとなります。また県職員の多くがJICAのスキームによって日本で研修を受講しているとともに、シニア海外ボランティア4名が県庁の組織強化に協力しており、リベラ県と日本政府の間には良好な友好関係が構築されています。

 

(ロス・パティトス児童ケアセンター カイオ・テヘラ副会長)

同NGOドゥアルテ会長の挨拶文を読み上げる形で代弁致します。会長は、今回の日本政府の支援に対し感謝の意を述べています。この計画によりパソ・デラ・エスティバ地区の児童ケアセンターでは、生後12ヶ月から24ヶ月の乳幼児とその家族が裨益します。

 

(厚生省リベラ県支部 アイダ・ゴンザレス支部長)

日本政府による母乳バンク回収センターへの協力に感謝の意を表します。厚生省として、リベラ県が中心となる同プロジェクトが最も効果的に発揮されるよう協力します。

 

(リベラ県モンテビデオ事務所 アリシア・スキアボ所長)

2006年からリベラ県に対する草の根無償資金協力が行われていることに、感謝します。今般の母乳バンク回収車両整備計画に関して、リベラ県庁、ロータリークラブ、厚生省、国家保健サービス機構とともに母乳育児プロモーションに努めます。

 

(リベラ県社会促進局 ジョバニ・コンティ局長)

日本政府の協力によるプロジェクトの多くが、「水道水整備計画」のように、農村地域の人々に裨益するものであります。日本国民のリベラ県への協力と信頼に感謝します。

 

(田中大使)

今般の3プロジェクトの合同供与式をリベラ県で迎えられたことを喜ばしく思います。リベラ県庁の2件のプロジェクトのうち、1件は乳幼児死亡率の低下と母子保健の向上が期待されます。もう1件は、農村地域住民に対し安定的に衛生的な水の供給が行えるようになります。またロス・パティトス児童ケアセンター増築にていては、これまで入所が実現できなかった乳幼児を受け入れるスペースが確保されました。リベラ県庁には、計4名のシニア海外ボランティアが派遣されています。うち上水道分野のボランティアによって、水道水整備計画において技術面での協力が行われています。これらの活動がリベラ県民の生活向上に資することを願っております。日本政府はリベラ県では2006年以降、7件のプロジェクトに協力しております。今後もこの草の根無償資金協力等を通じて、両国の絆がさらに強固となるよう祈念します。

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