平成24年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの署名式
平成25年2月26日(火)、在ウルグアイ日本国大使館において、我が方佐久間大使とラバジェハ県アドリアナ・ペニャ県知事、フロリダ県カルロス・エンシソ・クリスティアンセン県知事、パイサンドゥ県ベルティル・ベンテス県知事との間で草の根・人間の安全保障無償資金協力に関する贈与契約の署名が行われました。
1.プロジェクト名 ・ラバジェハ県保健医療センター救急車整備計画(被供与団体:ラバジェハ県、供与限度額:25,700米ドル) ・ラバジェハ県障害者のための巡回車両整備計画(被供与団体:ラバジェハ県、供与限度額:26,870米ドル) ・フロリダ県巡回診療強化計画(被供与団体:フロリダ県、供与限度額:81,151米ドル) ・パイサンドゥ県汚水運搬車輌整備計画(被供与団体:パイサンドゥ県、供与限度額:94,000米ドル)
2.プロジェクトの概要 ラバジェハ県のプロジェクトは、ビジャ・デル・ロザリオ市保健医療センターの機能を改善するため、救急車1台を新たに整備するもの、及び県内の重度障害者の治療環境を改善するため、120km離れたモンテビデオ県の高度リハビリセンターまで障害者を運搬する巡回車両1台を整備するものです。新たに整備される救急車及び巡回車両によりラバジェハ県の医療体制が改善されることが期待されます。 フロリダ県のプロジェクトは、県内の巡回診療を強化するため、内科、産婦人科、歯科、注射室を備えたトレーラー1台及びトレーラーを牽引する診察室を備えた巡回診療車1台を整備するものです。この巡回車両がフロリダ県で初の巡回診療車両であり、本プロジェクトによりフロリダ県における医療体制が改善されることが期待されます。
パイサンドゥ県のプロジェクトは、現在運行している5台の汚水運搬車輌に加え、新たに汚水運搬車輌1台を整備するものです。本プロジェクトによりパイサンドゥ県における衛生環境が改善されることが期待されます。
3.式典の概要 (ラバジェハ県アドリアナ・ペニャ県知事)大使及び日本政府に深く感謝します、日本政府の支援により、2つのプロジェクトが実施されることとなりました、このプロジェクトによる救急車と巡回車両は、ラバジェハ県の住民の医療水準の上昇に寄与するもので、とても重要です。 (フロリダ県カルロス・エンシソ・クリスティアンセン県知事)本日の署名式に参加できることを大変光栄に思います、日本からの支援により巡回診療トレーラーがフロリダ県内を走ることとなり、農村部の住民の医療環境が大きく向上することとなります、日本政府へ改めて感謝します。 (パイサンドゥ県ベルティル・ベンテス県知事)日本からの支援により県内貧困街の衛生環境が改善されることとなり、下水インフラが整っていない地区にとって、非常に重要な支援です、今回の支援について、日本政府へ深く感謝します。 (アナ・エステベス外務省国際協力局顧問)2012年度は前年度よりも多くの草の根無償資金協力が実施されました。大使及び日本政府の協力に深く感謝するとともに、今後も両国の友好関係が続くことを望みます。 (佐久間大使)草の根無償資金協力は、2003年度から開始され、これまで72件の支援を行ってきました、今年度、ラバジェハ県への支援が実現したことにより、ウルグアイ国内の全ての県へ、草の根無償資金協力による支援が行き渡ることとなりました、関係者の努力により、支援開始から10年という節目に、ウルグアイ国内全19県への支援が実現できたことを、大変喜ばしく思います。
4.キャプション
1枚目:署名式様子(右側がラバジェハ県アドリアナ・ペニャ県知事)
2枚目:署名式様子(右側がフロリダ県カルロス・エンシソ・クリスティアンセン県知事)
3枚目:署名式様子(右側がパイサンドゥ県ベルティル・ベンテス県知事)
4枚目:出席者全員での記念撮影
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