平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの供与式
平成24年11月8日、本使は、平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「エスクエラ・オリゾンテ脳性まひ者介護施設増築計画」(被供与団体:エスクエラ・オリゾンテ脳性まひ者介護施設支援協会)の供与式に出席し、挨拶を行うとともに、同プロジェクトを通じて増設された寝室等の視察を行いました。
1.プロジェクト名 「エスクエラ・オリゾンテ脳性まひ者介護施設増築計画」(被供与団体:エスクエラ・オリゾンテ脳性まひ者介護施設支援協会、供与限度額:73,196米ドル)
2.案件の概要 本案件は、被供与団体であるエスクエラ・オリゾンテ脳性まひ者介護施設支援協会が自ら運営しているエスクエラ・オリゾンテ脳性まひ者介護施設において、寝室等を増築するものです。
3.式典 (1)出席者 外務省エステベス国際協力局顧問(前在京ウルグアイ大使)、大統領府国際協力庁フィリペ・オルティス次長、ウルグアイ青少年協会(INAU)ファニー・ゴンザレスNGO担当官、被供与団体関係者、地域住民、マスコミ等約50名 (2)概要 クロシニアニ協会会長より、本日は日本政府の協力による施設増設の供与式を向かえることができ、大変嬉しいです。本施設は多くの脳性まひ患者を介護しており、INAUの補助金のみでは運営することは難しいため、多くの方々の協力が必要です。このような中で、今回の供与は、日本政府の思いやりにより実現したもので、このような思いやりに国境はありません。日本政府からの協力について、改めて日本政府へ心より感謝しますとの挨拶がありました。 (5)ゴンザレスINAU担当官より、本協会は1962年に設立され、今年で50週年を向かえます。このような記念すべき年に、この供与式が行えたことは大変喜ばしいことで、改めて日本政府へ感謝しますとの挨拶がありました。 (6)これに対し、本使からは、今回の供与により、現在、入居されている方々に加え、新たに30名の方々が入居できることとなり、モンテビデオ県における脳性まひ者への支援体制がより充実したものとなります。本日の供与式まで3年の歳月が必要となりましたが、関係者が力を合わせることで、本日の供与式までたどり着くことができたことを大変嬉しく思います。また、昨年3月の東日本大震災の際にはウルグアイから多くの応援の声や支援を頂いたことについて、改めて感謝しますと述べました。
4.キャプション
写真1 佐久間大使挨拶
写真2 増設施設内部 |
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