平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの供与式
平成24年9月28日、松本参事官は、平成23年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「カスティージョス小規模農家生産性向上計画」(被供与団体:カスティージョス地域振興協会)の供与式に出席し、挨拶を行うとともに、同プロジェクトを通じて整備された供与機材の視察を行いました。
1.プロジェクト名 カスティージョス小規模農家生産性向上計画」(被供与団体:カスティージョス地域振興協会、供与限度額:67,240米ドル)
2.案件の概要 本案件は、被供与団体であるカスティージョス地域振興協会が、ロチャ県カスティージョス周辺に住む小規模生産者を支援するため、貸し出し用の農業用機材を整備するものです。
3.式典 (1)出席者 ロチャ県社会開発局ガブリエル・ティナクリニ局長、カスティージョス地域振興協会ファン・カルロス・デクアドロ会長、同マリオ・カルドソ事務局長、被供与団体関係者、地域住民、マスコミ等約50名 (2)概要 カスティージョス地域振興協会マリオ・カルドソ事務局長より、新たに6つもの供与機材が届き、会員に充実した貸し出しサービスを行うことができるようになった。これらの機材により地域住民の生産性が向上し、生活の質を向上させることができ、日本政府へ心より感謝しますとの挨拶がありました。 (5)ロチャ県社会開発局ガブリエル・ティナクリニ局長より、被供与団体は85年の歴史があり、特にこの10年は活発に活動しており、地域住民へのサービスを充実させてきた。今回のプロジェクトが成功したことを嬉しく思う。日本からは、この草の根無償資金協力だけでなく、シニアボランティア派遣協力もあり、改めて日本政府へ感謝しますとの挨拶がありました。 (6)これに対し、松本参事官からは、今回の供与はウルグアイでは63件目の供与となり、ロチャ県では2件目の供与である。昨年の3月に署名式を行い、半年でプロジェクトが実施でき、平成23年度案件としては、最も早く供与式を行うことができたことは大変喜ばしい。今回の協力が地域住民の方々にとって有益なものになることを願います。また、昨年3月の東日本大震災の際にはめウルグアイから多くの応援の声や支援を頂いたことについて、改めて感謝する旨述べました。
4.キャプション
写真1 供与式参加者(右から3人目:被供与団体代表者)
写真2 供与機材 (手前からロールベール形成機、干し草熊手機、刈り取り機、整地キャリアー) |
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