平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの供与式
平成24年4月18日(水)、松本参事官は、フロリダ県にて行われた平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの供与式に出席し、挨拶を行うとともに、同プロジェクトを通じて供与された農業機材の視察を行いました。
1.プロジェクト名
フライ・マルコス小規模農家生産性向上計画(被供与団体:フライ・マルコス・エスコビージャ農業協同組合、供与限度額:84,830米ドル)
2.プロジェクトの概要
本案件は、被供与団体であるフライ・マルコス・エスコビージャ農業協同組合がフロリダ県フライ・マルコス周辺に住む小規模生産者(畜産農家、酪農農家、兼業農家)を支援するため、トラクター、播種機、散布機を整備し、計画的に貸し出すサービスを開始するものです。
3.式典の概要
(1)出席者
カルロス・エンシーソ県知事、カルロス・タデオ農牧水産省農村開発局開発課長、被供与団体関係者、地域住民、マスコミ等約50名
(2)あいさつ
(ダリオ・ペレス・フライ・マルコス・エスコビージャ農業協同組合会長)日本政府の協力により団体の長年の夢が実現したこと、団体の活動が強化され、会員からの農業機材の利用要請が多数届いていることについて、日本政府及び大使館へ心より感謝致します。
(松本参事官)本プロジェクトの成功を祝うとともに、日本からの支援によって農家の生産性が向上し地域が発展することを願います。また、昨年3月の東日本大震災の際には、ウルグアイから多くの支援を頂いたことを、この場を借りて、改めて感謝致します。
(カルロス・エンシーソ県知事)日本政府がこのように農業者団体に直接裨益するプロジェクトを支援できることは大変すばらしく、日本の思いやりのある協力に感謝します。
4.キャプション

1枚目:供与式(テープカット:左側 松本参事官:右側 ダリオ・ペレス会長)

2枚目:供与機材(手前:トラクター 奥:播種機)