平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの供与式
平成24年2月1日(水)、松本参事官は、ドゥラスノ県セロチャトにて行われた平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの供与式に出席し、挨拶を行うとともに、同プロジェクトを通じて整備された救急車等の視察を行いました。
1.プロジェクト名
セイバル・アルティガス保健医療センター機能改善計画(被供与団体:セロチャトプラン、供与限度額:35,552米ドル)
2.プロジェクトの概要
本案件は、ドゥラスノ県セロチャトにある公立医療機関において、老朽化した救急車及び滅菌装置に代わり、新たな救急車及び滅菌装置を整備するものです。右支援を通じて、同地域における救急医療体制の改善が期待されます。
3.式典
(1)出席者
ワルテル・スビア セイバル・アルティガス保健医療センター長、ネストル・カバナ セロチャトプラン会長、被供与団体関係者、地域住民、マスコミ等約50名
(2)概要
被供与団体を代表して、ネストル・カバナ会長より、当センターでは第一次診療を行っているが、日本政府から供与された救急車によりトレインタイトレス市へ患者を搬送でき、住民が第二次診療へアクセスできるようになったことは大変意義深いことであり、日本国民及び日本政府へ深く感謝するとの挨拶がありました。
これに対し、松本参事官は、本プロジェクトの成功を祝うとともに、日本からの支援によって当該地域住民5,000名の救急医療体制が改善されることを願う旨述べました。
また、病院長からは、日本はウルグアイの兄弟国であり、今回の供与に対して日本政府へ感謝するとともに、特に東日本大震災が発生したにも関わらず、当施設への協力を決めてくれたことについて深く感謝する旨の挨拶がありました。
4.キャプション

1枚目:供与式(松本参事官による挨拶)

2枚目:供与された救急車