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在ウルグアイ日本国大使館
Embajada del Japón en el Uruguay

 
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ウルグアイ経済:1月

 

 

【概況】


●対ドル為替レート平均21.65ペソとなり,前月比で1.4%ドル高ペソ安となった。


●消費者物価指数は9.10%であり,過去1年間で最高となった。電気代,水道代の値上げ及び右に伴う共益費のアップが相乗的に「住宅」費の指数の上昇を招いたこと等が原因。


●輸出額は前年同月比では11.3%減で,冷凍肉(17%減),小麦(22%減),麦芽(41%減)の減が輸出減の原因となった。逆に牛乳(62%増),木材(37%増)は輸出を伸ばした。主要輸出先は,ブラジル(21%),中国(11%),ベネズエラ(6%),アルゼンチン(5%)の順。

 

 

【トピック】


1 統計


(1)中銀によると,2013年の財政赤字は対GDP比2.3%となり,前年の2.8%から改善された。


(2)ECLAC等の調査によると,2012年のウルグアイの税収は対GDP比26.3%であり,中南米で4番目であった。

 

 

2 港湾


(1)アルゼンチン政府が同国からの水上輸送貨物のウルグアイの港での積み替えを禁止したことで,昨年12月のモンテビデオ港のコンテナ扱い量が,影響が出る以前の同年10月比で43%減少したと民間団体ナビゲーションセンターが発表した。ただし,2013年全体の扱い量は84万TEUと前年比で10%伸びた。


(2)モンテビデオ港のコンテナ取扱い会社ベルギー資本のTCP社は,亜政府の措置によるコンテナの扱い量減少を理由に,コスト削減のため1月に休暇を希望する職員全員に休暇を与えることを決定した。

 

 

3 自動車産業


(1)UruguayXXIによると,2013年の自動車産業の輸出額は5.3億ドルで,2011年の記録を抜き過去最高となった。内訳は自動車が2.55億ドルで,自動車部品が2.75億ドル。


(2)9日,トーレス工業エネルギー鉱業省工業局長は,2014年に自動車部品製造及び自動車組み立て部門の生産増強を行いたい旨述べ,特に日系企業であるタカタとヤザキへの期待を表明した。同局長によると,タカタはメルコスールで生産されるトヨタ車に取り付けるエアバッグの最大の供給元となっている。

 

 

4 金融


中央銀行によると,2013年の国内銀行の収益は5.07億ドルで,前年比69%の増収となった。国立の共和国銀行の収益は3.08億ドルで,民間銀行は1.99億ドルであった。民間銀行で高い収益を上げたのはSantander,Citi,BBVAの順。

 

 

5 セルロース製造業


当国最大のセルロース製造工場Montes del Plataがコロニア県コンチージャ市で本年操業開始の予定。チリのArauco社とスウェーデン・フィンランド合弁のStora Enso社の出資によるもので,本年は100万トンの生産を目指す。2013年に第3四半期に操業開始予定であったが,労使紛争で開始が遅れていた。

 

 

6 その他


(1)観光スポーツ省によると,2013年の観光目的の入国者数は前年比1%減の280万人。観光収支は5.68億ドルと対GDPで1.3%となり,90年以降最低となった。アルゼンチンの相対的物価安及び亜の通貨管理等によるアルゼンチン人の「ウ」来訪減,「ウ」人の亜訪問増が原因。
(2)経済財務省によると,2013年に投資法適用委員会により認可され免税措置を受けた投資プロジェクトの総額は29億ドルで,前年比24.5%の伸びで2007年の同委員会発足以降最高額となった

 

 

 

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