JICA帰国研修員との意見交換・交流会

平成27年10月14日
田中大使 挨拶
ケチチアン観光大臣 挨拶
ロバジョ長官 挨拶
研修員 プレゼンテーション
平成27年10月9日、平成26年度JICA帰国研修員との意見交換会を公邸にて実施し、日本での研修を終えた研修員のうち2名にプレゼンテーションを行っていただきました。ウルグアイ政府の来賓者としてリリアン・ケチチアン観光大臣、ファン・アンドレス・ロバジョ大統領府次長兼国際協力庁長官、パチェコ外務省国際協力局長等に出席頂きました。

1.田中大使挨拶
本日は、JICA帰国研修員の皆様との意見交換会を開催することができ、大変喜ばしく思います。
これまでに、既に1,400名以上の研修員がウルグアイからJICAの研修に参加しました。日本で研修を受講された皆様は、様々な分野で幅広く活躍されております。
私は、在ウルグアイ日本大使となる前は、長い間、民間企業に勤めておりました。その経験を生かし、ウルグアイの更なる発展のために技術協力の分野で新たな取組にも関わりたいと考えております。
本日は、2名の方が日本における研修に関して発表し、多くの人から様々なお話しを伺える貴重な機会ですので非常に楽しみにしております。
バスケス大統領は平成27年11月に訪日予定で、今後、日・ウルグアイ友好関係は更に強化され、皆様の果たす役割もますます重要になると思われますので、引き続きよろしくお願いします。
ありがとうございました。

2.ケチチアン観光大臣:
これまで10名の観光省職員が観光分野のJICA研修に参加してきており,その成果として全員が責任のある仕事に努めています。
 東日本大震災等にも関わらずウルグアイの発展のために協力活動を継続してきた日本政府に感謝の意を表します。11月に訪日予定のバスケス大統領は日本とウルグアイの友好関係をより一層深めることになるでしょう。

3.ロバジョ大統領府国際協力庁長官:
日本との協力関係はこれまで大変良好なものと感じています。
ウルグアイは高中所得国として分類されていることによって,例えば三角協力等,新しい形の国際協力に挑む必要があります。ウルグアイは,このようなステータスを完全なものとして維持するために引き続き国際協力が必要なので,ぜひとも日本とは今後とも建設的な意見交換を行いたいです。
また,就任1年目にしてバスケス大統領が日本を公式訪問することは,両国の貿易,文化及び協力関係の向上のために大変意味深いことです。

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